伊賀上野にて

先日、ゴルフの帰り道で食べたすき焼きがたいそう美味しく、精肉店もやってて土産で買ったハンバーグも美味しいということで伊賀上野にある『金谷 本店』へ足を運びました。

伊賀上野城の城下町。ノスタルジー漂う昭和な街並み。建物は一応に古く土産物屋が立ち並んでいるとれっきとした観光地になるはずが、閉店している店も多く寂れた感じかいなめない。古民家を改装して新たに作ったイタリアンのレストランも閉店してしまっている。なんとも残念な感じがする。

とりあえず『金谷 本店』に。すき焼きを食べていく時間もないので肉だけ買って帰ることに。美味しそうな肉が並んでいる。しかしどれも伊賀牛で霜降りのいい肉ではあるものの近所のスーパーで見る肉とそう値段が変わらない気がする。お目当てのハンバーグはと見るともう売り切れだった。店の方に聞くと、伊賀牛100%のハンバーグでこの値段は破格なので売り切れは珍しくないと。今度は予約してこよう。しょうがないので切り落としとカレー用の肉を買い求め店の外へ。

せっかくだから近くに有名な神社があるとのことで数分歩いて「菅原神社(上野天満宮)」へ。菅原道真を祀っている400年以上の歴史ある神社だとか。秋の「上野天神祭のダンジリ行事」はユネスコ無形文化遺産に登録されているらしい

(iPhoneにて撮影)

(iPhoneにて撮影)

伊賀上野は松尾芭蕉の誕生地だとのこと。生家も近くにある。松尾芭蕉が江戸へ出ていく前に、この神社に俳諧集を奉納したらしい。ちなみに私の自宅がある近くに芭蕉終焉の地がある。これも何かの縁なのか。

(iPhoneにて撮影)

(iPhoneにて撮影)

(iPhoneにて撮影)

菅原神社の帰り道、これも有名な和菓子屋さん「いせや」があった。もののついでにここでも土産を買うことに。「焼き醤油団子」と「みなずき」を買って食べてみた。正直いって他の和菓子屋と比較してどうかはわからないが、街と店の雰囲気も相まって美味しいような?・・気がする。

(iPhoneにて撮影)

ノスタルジックな街の雰囲気と、ほんの数百メートル四方にたくさんの観光資源があるこの土地が、全体的に見れば寂れた感じに映るのは本当に勿体無い感じがする。各地で地域の人々と行政が一緒になり街を盛り上げていけば過疎化などの問題も解決していくじゃないかな〜っと偉そうに思った次第です。

(iPhoneにて撮影)

(iPhoneにて撮影)

ゴルフ帰りのためカメラを持参しておらずiPhoneのみの撮影となりご容赦を。